ロシアの裁判所が「仮想通貨の盗難は犯罪ではない」との判決

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ロシアの裁判所が「仮想通貨の盗難は犯罪ではない」との判決

ロシアの地方裁判所は、仮想通貨の盗難事件について、「仮想通貨は法的に認められた財産ではないため、被告人が被害者に返還する必要はない」との判決を下しました。

ロシア・サンクトペテルブルクの地方裁判所は、昨年12月に起訴されたビットコインなどの仮想通貨を含む盗難事件についての判決を下しました。

その判決では、被告に対し有罪であると認め実刑判決を下すとともに、法定通貨についてのみ返還するように命じました。

この事件の2人の被告は、2018年にロシア連邦保安局(FSB)の捜査官になりすまして被害者宅に侵入し、ルーブル(ロシアの法定通貨)やビットコインなどの仮想通貨を送金させました。

被害額は、法定通貨500万ルーブル(約750万円)と、ビットコイン4,800万ルーブル分(約7,200万円)など、総額で6,000万ルーブル(約9,000万円)以上に上りました。

当然のことながら、被害者は仮想通貨を含むすべての資産を返すように求めましたが、裁判所は「仮想通貨は財産ではない」ことから民法の対象として認めず、被告には法定通貨500万ルーブルの返還を命じただけでした。

ロシアでは、仮想通貨に関する法案が国会などで審議されていますが、未だに法的な立場は明確にされていません。

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