マレーシアでバイナンスが無許可で市場運営していると非難される
マレーシア証券委員会(SC)は、仮想通貨取引所バイナンスは無許可でマレーシア国内でサービスを提供しているとして非難しています。
SCはバイナンスが「正式な認可を受けずにマレーシア国内で市場を運営している」とし、マレーシア国民にSCから認可を受けていない市場で取り引きをしないように注意を呼び掛けています。
今月初め、ブラジルにおいてもバイナンスはデリバティブ取引所としての認可を受けておらず、ブラジル国内でのサービス提供を直ちに停止するように求められました。
その前には、バイナンスの拠点があると考えられていたマルタにおいても、バイナンスはライセンスを取得していないことが明らかにされたばかりでした。
日本では2018年に「無登録で暗号資産交換業を行う者」として警告を受け、未だに解除されていません。
一方で、世界の人から利用される仮想通貨デリバティブ取引所ビットメックスは、バイナンスとは異なる対応を取っています。
各国の法規制に対応できない場合は、該当地域のユーザーに警告を送った後、アクセス制限などを行っています。
世界的に成長を続けるバイナンスですが、各国の規制当局と良好な関係を築けているとは言えない状況です。
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