MetaMask開発者「IPFSやファイルコインによって従来のホスティングは不要になる」
イーサリアムではスマートコントラクトを使って金融の機能をつくる分散型金融DeFiの新しいサービスが次々に生まれています。
しかし、イーサリアムベースであるDeFiの多くは、アマゾンやアリババで実行されているため、もしそれらのホスティングサービスが何らかの理由で停止すれば、DeFiの多くは停止してしまう可能性があります。
実際に、イーサノードのデータによると、イーサリアムのノードの70%がホスティングサービスを使用しており、その半分以上はアマゾンAWSかアリババのホスティングサービスを利用しています。
このことからイーサリアムベースのDeFiプロジェクトは真の意味で分散化されているのか疑問視されています。
the smart contracts are not on AWS, and anyone can make their own front-end to interact with the contracts in question, even adding unique features. Also IPFS, FileCoin, and lots of other great projects will ultimately make traditional hosting unnecessary.
— jacobc.eth +/+ (@jacobc_eth) October 8, 2020
イーサリアムやERC20準拠のイーサリアム系のトークンを保管できるWebウォレットであるMetaMaskの開発者ジェイコブ氏はツイッター上で、IPFSやファイルコインなどの優れたプロジェクトが普及すれば、従来のホスティングサービスは最終的に不要になるだろうと話しています。