GMOコイン、国内取引所で初めてSparkトークンへの対応を公表
GMOコインは11月27日、国内の仮想通貨取引所では初めてリップル(XRP)保有者に対して付与されるSparkトークンのオプトインを実施することを決定しました。
また、これと同時にSparkトークンの上場について法令などに基づいて協議を行うことも明らかにしており、上場の可否が決定するまでの間、Sparkトークンはコールドウォレットで保管されます。
なお、Sparkトークンについては、12月12日時点でのXRP保有量に基づいてGOMコインがオプトインの実施と付与を行うため、ホルダーの方で手続きを行う必要はないとのこと。
監督官庁や自主規制団体との協議の結果、Sparkトークンの上場が認められなかった場合には、相当額の金銭を交付すると説明しています。
Sparkトークンについては11月25日、国内の12の仮想通貨取引所が、トークンを発行するフレア・ネットワークと取り扱いについて協議を行っていると明らかにしています。
GMOコインの今回の決定はこうした協議を受けたもので、今後の他の仮想通貨取引所がSparkトークンをどのように取り扱うかが注目されます。
XRPは11月下旬に入るまでは1XRP=30円台で推移していましたが、価格が急上昇し、24日から25日にかけては70円台を記録、その後も50円台で推移しています。
このXRPの価格急上昇には、Sparkトークンの配布が関係しているとされており、日本での取り扱いの動向がさらなる影響を与える可能性もあります。