FilebaseがSiaとStorjにまたがるストレージサービスを提供

FilebaseがSiaとStorjにまたがるストレージサービスを提供

大手分散型オブジェクトストレージ会社であるFilebaseは2020年12月18日、複数の分散型ストレージネットワークにまたがるオンデマンドオブジェクトストレージを提供するFilebase2.0リリースを発表しました。

Filebase 2.0のリリースに伴い、Siaネットワークに加えて新たにStorjネットワークがプラットフォームに追加されました。

この新しい統合により、ユーザーのストレージ容量を増やすことができ、2番目の分散型ストレージバックエンドとして機能します。

これによりFilebaseは複数の分散型ストレージネットワークをサポートする世界初のオブジェクトストレージプラットフォームとなりました。

Filebaseは当初2019年5月に発売され、最初の分散型ストレージバックエンドとしてSiaネットワーク上に構築されており、今回は新たにStorjネットワークにも対応しました。

Siaの親会社であるSkynetLabsのCEO兼共同創設者であるDavid Vorick氏は、今回の発表について、

「FilebaseがSiaの上にS3レイヤーを構築し、低コストで高品質なインフラを以前よりもはるかに多くのユーザーに提供できることに興奮しています。」

と述べています。

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