ビットコインが5万ドル突破、テスラ投資報道が影響か
ビットコイン(BTC)の価格が9日、5万ドルを突破し、過去最高値を記録しました。
コインゲッコーなどによると、BTCは8日夜に価格が跳ね上がり、4万ドルを突破し、その後も価格は上昇を続けていました。
BTCの価格上昇の要因のひとつとして、電気自動車メーカーのテスラがBTCに15億ドルを投資していたという報道が挙げられます。
報道によると、テスラが米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で、2021年1月にBTCへ15億ドルを投資していたことが判明しました。
同社は、今後はデジタル資産の保有に注力するとしたうえで、商品に対する決済手段として近くBTCを導入する考えがあることを明らかにしています。
この報道の直後にBTCの価格が上昇し、その影響でアルトコインの価格も上がっています。6日に過去最高値を記録したイーサリアム(ETH)は1770ドル台まで上昇し、過去最高値を更新しました。
テスラのイーロン・マスクCEOは、ツイッターで仮想通貨関連の発言をしばしば行い、価格に影響を与えるケースがあることが知られています。
また、BTCの値動きの背景には「クジラ」と呼ばれる大口保有者の存在があります。1000BTC以上のホルダーは、2月6日の段階ではBTC買いの動きが止まっていませんでした。
一方で、10-1000BTCのホルダーは1BTC=3万8000ドルで利益確定売りを行っていることが多く、対照的な動きとなっています。
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