元世界王者モハメド・アリ氏「世紀の一戦」の写真、NFTとして販売へ
ボクシングの元世界チャンピオン、故モハメド(ムハマド)・アリ氏が1971年に故ジョー・フレージャー氏と戦った「世紀の一戦」の写真が、非代替性トークン(NFT)として月内にも販売されます。
NFTの作成は世紀の一戦から50年になるのを記念したもので、米のブランド管理企業であるオーセンティック・ブランド・グループ(ABG)とアリ財団が共同で行います。
写真はスポーツ写真家ニール・ライファー氏の撮影で、実作業はイーサニティー・チェーンが当たります。これは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上に開設されたNFTプラットフォームです。
NFTの販売は3月いっぱい行われる予定で、売り上げの一部はアリ氏の功績や思想を後世に伝える「ムハマド・アリ・センター」に寄付されます。
イーサニティー・チェーンは今回のNFT販売について、ツイッターで「世紀の戦いの50周年を祝うNFTについて発表できることを嬉しく思っている」とコメントしています。
「世紀の一戦」は1971年3月に行われたもので、当時統一ヘビー級世界チャンピオンだったフレージャー氏にアリ氏が挑戦しましたが、惜しくも判定で敗れています。