中国最大のファイルコインマイニング施設の建設にIPFSUnionが13億ドルを投資
中国に本社を置く、ブロックチェーン業界の主要なインフラストラクチャプロバイダーであるIPFSUnionは、ビッグデータ工業団地の一部として、ファイルコインマイニング施設への85億元(13億米ドル)の投資を発表しました。
IPFSUnionは、江西省政府と共同でビッグデータ工業団地を設立しており、この投資によってファイルコインマイニング施設が建設されると、中国で最大のIPFSおよびFilecoin分散ストレージインフラストラクチャプロジェクトになります。
この工業団地の機械室には10万~15万台のサーバーを設置可能で、建設完了時には中国最大のIPFS及びFilecoin分散ストレージ工業団地になる見込みです。
IPFSUnionがファイルコイン(Filecoin)への参加により目指すもの
IPFSUnionは、2017年にファイルコインのホワイトペーパーが発行された際にこのプロジェクトを知り、分散型ストレージに大きな将来を感じ出資を決断したと述べています。
IPFSUnionは今後の5年間で、世界中に100万台のデバイスを展開する計画を建てており、実現すればストレージ容量はゼタバイト(10億テラバイト)の領域に達する模様です。
IPFSUnionはクラウドストレージやITの分野に10年以上深くかかわってきており、チームのコアメンバーにはマイクロソフトやアリババ、ファーウェイなどの有名企業が名を連ねています。