中国、金融委員会でビットコインマイニング等の規制を強化する方針
中国の劉鶴(りゅうかく)国務院副総理は、21日に開催された金融委員会で、「ビットコインマイニング及び取引」に対して規制を強化する方針を伝えました。
具体的な取締りの方法についてはまだ明らかになっていませんが、中国政府がマイニングに対する取り締まりについて初めて言及したことや、中国の劉 鶴(りゅう かく)国務院副総理が会議を主催した点も異例であるため、投資家は警戒を強めています。
また、大手仮想通貨取引所Huobiは新規ユーザー向けのデリバティブ取引やレバレッジ等のサービス提供を一時停止すると発表しており、マイニングプールのBTC.TOPなども中国本土での事業停止を表明しています。
先週、仮想通貨の全体価格は約6千億ドルの値下がりをみせ、バブル崩壊の懸念が高まり、流動性が枯渇する売り優勢の市場環境が続いています。
中国の有識者の見解では「今回の規制は本格化される見方が強い」としていることから、軟調な相場環境が続くことが予想されます。