英国IFAの9割、仮想通貨への投資について「推奨しない」と回答
英国の独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)の9割超が、仮想通貨への投資を「推奨しない」と回答していたことが、同国のリサーチ企業オピニウムの調査で分かりました。
報道によると、調査は英国内のIFA200人に対して行われたもので、仮想通貨への投資について「決して推奨しない」と回答したIFAは全体の93%に上っています。
また、ゲームストップ株などソーシャルメディアの注目によって関心が高まっている「ミーム株」についても調査を行い、IFAのうち95%が投資を決して推奨しないと回答しています。
一方、調査ではクライアントが仮想通貨やミーム株へのクライアント側の関心が高まっていることも明らかになっています。
回答したIFAの3分の1が、仮想通貨へのクライアントの関心が高まっていると回答しており、ミーム株についても、クライアントの関心が高まっているという回答が14%に上っています。
なお、クライアントが仮想通貨やミーム株に投資している場合、ボラティリティーの高さなどから91%が懸念事項になるとしています。
英国では新型コロナウイルスの流行に伴う外出禁止令や、貯蓄率の高さを背景に、個人投資家の仮想通貨やミーム株への投資が急増しています。調査は、こうした状況を踏まえたものだとしています。