中国人民銀行、仮想通貨取引に関与した北京ソフトウェア会社に事業停止命令
中国の中央銀行である中華人民銀行の北京支店は6日、暗号資産(仮想通貨)の取り引きに関与したとして、北京の大手ソフトウェア会社「Beijing Qudao Cultural Development Co Ltd」に事業停止を命じたことが明らかになりました。
中国政府当局は5月下旬から、仮想通貨の取引及びビットコインマイニングの禁止を警告し、取り締まりを強化してきました。
その結果、新疆ウイグル自治区や青海省、雲南省、四川省などで取り締まりが行われ、ビットコインマイニング事業者たちは相次いで中国からの事業撤退やサービス停止に追い込まれていました。
ドバイに拠点を置き、ビットコインやイーサリアムのマイニング事業を手掛けている投資会社のIBCグループは、中国各地でのマイニング事業の取り締まり強化の規制を受け、中国からの完全撤退を表明しています。