TikTok、新規約で仮想通貨などの宣伝の禁止を発表

TikTok、新規約で仮想通貨などの宣伝の禁止を発表

英フィナンシャル・タイムズ系のメディアであるFTアドバイザーは、動画プラットフォームのTikTokが、仮想通貨などの金融商品の宣伝を禁止する規約改定を行ったと報じました。

改定された規約では、仮想通貨をはじめ、ローンやクレジットカード、デビットカード、FXなど幅広い金融サービス商品の宣伝が禁止されることになります。

TikTokは、金融サービス商品の宣伝は世界的に禁止されているとして、今回の改定で禁止対象に入れたと説明しています。

また、TikTokのユーザーが誤った情報を得ないよう警告し、適切なサービスにアクセスするための方法を支援したいとも話しています。

なお、英国で金融アドバイザー業務を行っているインフォームド・チョイスはTikTokの新規約について、投資プラットフォームにつながるアフィリエイトリンクを規制する目的との見方を示しています。

また、こうした規制がどのような影響を与えるかは未知数だとしたうえで「正しい情報に基づいた金融教育の場を設けることが、詐欺師と戦う唯一の方法」と話しています。

TikTokは6月には、英国の非営利団体(NPO)シチズンズ・アドバイスと協力し、金融用語や専門用語を解説する教育系コンテンツを作成しています。

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