NFTマーケットプレイス「オープンシー」、8月の出来高が20億ドルを突破
ブロックチェーンメディアのザ・ブロックは、NFTマーケットプレイス「オープンシー」の8月の出来高が20億ドルを突破し、28日時点で22億3000万ドルに到達したと報じました。
ザ・ブロックの調査によると、オープンシーの6月の出来高は1億2500万ドル、7月は2億8400万と増加しており、8月は前月の8倍近くに跳ね上がったことになります。
NFTマーケットプレイス全体の8月の出来高は23億ドルとなっており、全体の97%をオープンシーが占めていることになります。
他のNFTマーケットプレイスも、出来高は伸張傾向にあります。スーパーレアの出来高は7月の600万ドルから、8月は2300万ドルと、4倍近い伸びを見せています。
オープンシーの好調を支えているのが、アート系NFTの出来高の大幅な伸長で、ゲーム系NFTと比較して、出来高の伸び幅が大きくなっています。
22日発表の週間出来高集計データによると、アート系NFTの出来高は6億5900万ドルで、出来高全体(8億300万ドル)のうち8割強を占めています。
ザ・ブロックはこれがピークなのか、さらなる出来高の伸張につながる前兆なのかについては言及を避けています。