エルサルバドル、ビットコインのキャピタルゲインは無課税
フランスのメディアAFPは、世界で初めて仮想通貨のビットコインを法定通貨に採用したエルサルバドル政府は、海外の投資家に対してビットコインの取り引きにおけるキャピタルゲインを免除する方針を決定したと報道しました。
ナジブ・ブケレ大統領の法律顧問であるジャビエ・アルゲータ氏は「ビットコインを資産として保有し、高い利益を上げても課税しない」とし、その理由については「海外からの投資を促進するためだ」と説明しました。
また、国際機関からの指摘を受け、エルサルバドル政府の公式BTCウォレット「Chivo」において、マネーロンダリング対策などの不正利用を監視する機能を導入中であると述べています。
Chivoウォレットは、ビットコインの価格変動の影響を最小限に抑えるために、仮にビットコインの価格が急落した際は、アプリケーション上でビットコインの取り引きを一時的に停止されます。
エルサルバドルが、9月7日にビットコインを法定通貨とした世界初の国となり、国内の全ての会社に、決済手段としてのビットコインを受け入れる事を義務付けています。