ストリーミング配信大手Hulu、メタバースに精通した人材の募集を開始
米動画ストリーミングの大手Huluは1月15日、メタバース(仮想現実)やNFT、仮想通貨に理解が深い人材の募集を開始しました。
今回募集しているポストは「ブランド・カルチャー・マーケティング・マネージャー」という名称で、Huluの主力事業である動画ストリーミング配信を除いた分野に注力できる人材を求めています。
焦点となる業務は、メタバースやNFTを中心とした新興事業に関連したもので、トレンドやコンテンツ、マーケティングのポテンシャルをリサーチ、評価、理解して明らかにすること、とのことです。
今回Huluが特定の人材を募集した背景には、主に若年層を中心としたメタバースやNFT、音楽、ゲームのユーザー層をターゲットにした戦略が示されています。
募集人材の要求事項には、「大企業ブランドや代理店でブランドキャンペーンの管理経験者で、5〜8年程度の経験があること」「培ってきたノウハウとデータの分析をベースに速やかな意思決定ができること」としています。
Huluの親会社はディズニーで、過去の決算説明会において「ディズニー・メタバース」の構想に言及していることからも、今後、同社によるメタバースへの影響が期待されます。