dClimateと分散型オラクルネットワークHyphenが提携|グローバル排出量を簡単に取得可能に
気候データの収集・公開・分析を行っている分散型エコシステム・プロジェクトdClimate(ディクライメイト)は、さまざまな気候情報のリアルタイム提供を目指すHyphen Oracle Networkと提携したことを発表しました。
HyphenはChainlink上でカスタム分散型オラクルネットワークを立ち上げており、IoTデバイス・気象観測所・海洋潜水艇・船舶から気候データを収集し、ユーザーへフォーマットを通じて提供しています。
今回の提携により、リアルタイムで標準化されたグローバル排出量のデータを、誰でも今秋オープン予定のdClimateデータマーケットプレイスから、アクセスすることができます。
このデータマーケットプレイスでは、ほかにも降雨・土壌水分・気温・GHG排出量・地理空間データなど、さまざまな気候変動に関するデータをAPIを介して、無料で取得可能になる予定です。
その後は有料の商用データも追加される予定ですが、Hyphenとの提携はすでにある膨大な量のデータに価値を加え、これまで調達が難しかった機関レベルのデータの提供を実現します。