スイスの高齢者向け慈善財団がNFTをリリース|Swiss Crypto Marvels

スイスの高齢者向け慈善財団がNFTをリリース|Swiss Crypto Marvels

1993年にスイスで設立された高齢者の福祉とケアをおこなう慈善財団Pro Senectute beider Baselが、コンサルタント会社Metyisと提携し、NFTを発売することを明らかにしました。

このNFTはSwiss Crypto Marvelsと呼ばれ、4種類、合計4444個のNFTが10月10日から独自サイトで発売されます。購入はデザインが選べないランダム制で、その中に44枚しかないレアなものも含まれています。

価格はいずれも66スイスフランで、集まった収益はスイスのバーゼル・シュタット準州に住む高齢者が、デジタル技術を理解し、自ら使えるようにするプロジェクトに資金を提供する予定です。

またSwiss Crypto Marvelsは最も環境に優しいブロックチェーンの1つであるPolygonチェーンを採用し、CO2排出量削減にも貢献しています。

NFT参入にあたりPro Senectute beider Baselは慈善事業で運営されているため、ブロックチェーンがおよぼす環境への影響がネックでした。そのため気候変動に影響されないNFTの開発をMetyisに依頼しました。

Metyisによれば、他のブロックチェーンと比較するとPolygonチェーンを使用すれば、CO2排出量を約90%削減することが可能だと伝えています。

また残りのCO2排出量は、スイスの気候保護団体myclimateと協力して相殺される仕組みとなっています。

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