KyotoProtocolが分散型取引所(DEX)をローンチ|利益の20%を気候変動対策へ
コストをかけずに二酸化炭素を相殺したい企業にソリューションの提供を目指すKyotoProtocolが、バイナンススマートチェーンネットワーク上に、分散型取引所(DEX)であるKyotoSwapをローンチしました。
KyotoSwapでは通常の取引に加え、ステーキングによりDEXネイティブトークンであるKSWAPを獲得できるほか、ジャックポットやローンチパッドを行うなどユーザーに多数のユーティリティを提供する予定です。
またこれらのサービス手数料から生まれた利益については、20%を植林や海洋保護、公共サービス支援など慈善活動に充てることで環境保護を促進するとしています。
KyotoProtocolは名前の通り、1997年に開催されたCOP3で規定した、先進国における温室効果ガス排出量削減を目的とする京都議定書にちなんで名付けられました。
分散型マルチレイヤー・カーボンクレジット・ファイナンスプロトコルとなっており、マルチチェーンを通じて多くのDeFiアプリケーションを実装し、カーボンクレジットの有用性や透明性を向上させていきます。
今後はKyotoSwapの活用だけでなく、NEAR Protocolとの提携により実現したカーボンマーケットプレイスにも重点を置き展開していく予定です。