シンガポールの炭素トークン取引所が1500万ドルの資金調達に成功
シンガポールを拠点とするカーボンクレジットをトークン化したブロックチェーンベースのデジタル取引所AirCarbon Exchange(ACX)が、脱炭素ベンチャーキャピタルファンドのTRIRECが主導する資金調達ラウンドで1500万ドルの資金調達に成功したことを発表しました。
すでにドイツ取引所傘下の欧州エネルギー取引所(EEX)から、戦略的パートナーシップの一環として1000万ドルの資金調達を受けており、それに続いたものとなっています。
ACXは当初、航空業界のカーボンオフセットを支援するCORSIAトークンに焦点を当てて以降、カーボンクレジットだけでなく自然エネルギーや、再生可能エネルギーなどさまざまな自然ベースのプロジェクトを、ポリゴンブロックチェーン上でトークン化して提供しています。
各プロジェクト1トークン=1トン分の二酸化炭素に価値が裏付けられており、取引所が保有するカーボン・クレジットは市場の需要に応じて証券化されます。