カーボンオフセット可能なマイニングプールを立ち上げ
英を拠点とする世界トップ10のビットコインマイニングプールの1つPEGA Poolが、マイナーの二酸化炭素排出量を相殺し、再生可能エネルギーを使用可能なマイニングプールを正式に立ち上げました。
このマイニングプールは、ASICマイナーを接続し再生可能エネルギー源に切り替え、一緒に採掘することでインセンティブが付与されるFull-Pay-Per-Share (FPPS) モデルを採用しており、単独でマイニングするよりも安定した収入を得ることができるようになると伝えています。
また、再生可能エネルギーに切り替えた場合に従来より50%低いプール料金で済むよう設定することで、グリーンエネルギーの使用を積極的に奨励していくとしています。
一方で化石燃料を使用するマイナー事業者に対しては、プール料金の一部を使って植樹を行い、二酸化炭素排出量の一部を相殺するとしています。PEGA Poolによれば、これまでに14万8,000本以上の木を植えており、年間3,967トンのCO2をオフセットしていると述べています。
化石燃料を消費するPoWは以前から各国の政府や識者から批判を受け続け、その結果、持続可能性のあるマイニングオプションに対する需要が急増していました。
PEGA Poolはマイナーに代わってカーボンオフセットを行い、植樹も実施することで仮想通貨業界が持つ環境汚染のイメージを払しょくしようと取り組んでいます。