Vechainが持続可能性に焦点を当てたホワイトペーパーをリリース
分散型ガバナンスとIoT(モノのインターネット)技術を活用したサプライチェーンプラットフォーム構築を目指すVechainが、web3.0とサステナビリティに焦点を当てた新たなホワイトペーパー「Web3 For Better」を発表しました。
ボストンコンサルティング・グループと共同開発した同ホワイトペーパーでは「Blockchain Biosphere」と呼ばれる、個人から企業まで特定のサステナビリティな課題に取り組む利害関係者からなるエコシステムを構築し、解決するための包括的なビジョンが提唱されています。
商品やサービスの持続可能性を、消費者の意思決定における「正の外部性」を取り入れることで価値を再定義させるなど、web3.0技術を活用してコミュニティとの新しい関わり方を提供できるエコシステムで、環境に配慮した行動を促進する仕組みとなっています。
またロードマップは2023年から2024年第1四半期までを予定しており、持続可能なインフラ・技術機能・持続可能なエコシステムの応用という3つの項目に分かれています。
特筆すべきはまもなくローンチ予定のweb3.0-as-a-service プラットフォームのほか、サステナビリティNFTマーケットプレイスや、最近導入されたばかりのカーボンフットプリント・エクスプローラーのアップグレードとなっています。
Vechainは以前にも電気自動車の走行データをアップロードし、スマートコントラクトによってカーボンオフセットを計算できるDAppを発表するなど、いち早くカーボンニュートラルの実現に取り組んでいます。