旅行関連テクノロジー会社が企業向けの炭素除去サービスを発表

旅行関連テクノロジー会社が企業向けの炭素除去サービスを発表

旅行業界インフラの最新化が可能なTravel-as-a-Serviceを展開するスタートアップ企業のSpotnanaが、企業の出張などによる二酸化炭素排出量を記録し、削減させる新ツールのリリースを発表しました。

Spotnana Carbon Removalと呼ばれるこのツールは、迅速・正確・永続的な先進技術により大気から炭素を除去することができ、企業が掲げる持続可能性の目標達成をサポートするとしています。

Spotnanaの顧客は、算出した旅行プログラムの二酸化炭素排出量のカーボンオフセットを選択でき、購入されるとNFT化したデジタル証明書が発行される仕組みとなっています。

これは提携先である環境テクノロジー企業Creturner Groupの協力により実現したもので、大気中の温室効果ガス濃度を減少させる技術「バイオCCS」プロセスにより、高品質なカーボンオフセットの提供を可能にしています。

同プロセスは木質系廃棄物を石炭に変換し、使用済みの古い採掘坑に埋設することで、正確な量の炭素が大気から永久に除去され、地下に貯蔵することで二酸化炭素を除去させる内容になっています。

またSpotnanaは自社のネットゼロ達成を目指しており、同ツールを利用して社員が出張時に発生する二酸化炭素排出量のオフセットにも、積極的に取り組んでいます。