著名市民アーティスト、石油産業と気候変動をテーマにしたNFTを発行

著名市民アーティスト、石油産業と気候変動をテーマにしたNFTを発行

アーティストで活動家としても知られるイライジャ・マッケンジー・ジャクソン氏が、初のNFTコレクション「The Mockery Of Money Behind Destruction」をリリースすることが分かりました。

同NFTは「石油産業の利益が気候変動につながっていることを認識させる」という目的をテーマに描かれ、3種類が発行される予定です。

いずれもイラストは眼の部分にドルマークのピエロが描かれ、それぞれの色遣いはTOP3の石油企業を彷彿とさせるモチーフとなっています。

ジャクソン氏は以下のように主張しています。

「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のレポートでは、化石燃料への継続的な投資は、環境的に有害なだけでなく、長期的には財政的にもリスクが高いと報告されており、石油会社はこの転換期に果たすべき重要な役割を担っている。」

そのため化石燃料から撤退し、持続可能な代替エネルギーに投資することは、社会的に責任のある選択であるだけでなく、長期的なビジネスの持続可能性を考慮した選択であるとし「NFTを通じて人々が行動を起こすきっかけになれば」と述べています。

NFTは4月23日にリリース予定で、収益はシビックアートや市民活動への資金提供に充てられる予定です。

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