ウォレットアプリValoraからEthicHubへのアクセスが可能に
Celoチェーン上でスマートフォンを通じて、NFTやDAppsなどさまざまなWeb3サービスへのアクセスを提供しているウォレットアプリValoraは、ReFiプロジェクトEthicHubを新たに追加したことを発表しました。
EthicHubは新興国の銀行口座を持たない小規模農家が、融資を受けやすくなるよう支援しており、貸し手と農家の双方に利益をもたらすシステムを構築しているプロジェクトです。
Valoraに追加されたことにより、アプリ上から農業プロジェクトへの投資や、農家へ直接資金を融資、または融資を受ける際の担保となる独自トークンEthixの提供、およびステーキングといったEthicHubのサービスが、簡単に利用できるようになります。
またMinimized Risk Yield Bondsと呼ばれるサービスでは、Celoが発行するステーブルコインcUSDで追加投資することで、最大8%のAPRを獲得することも可能となっています。
2017年に設立されたEthicHubは以降、450以上のプロジェクトに資金を提供し、5カ国で700人以上の農家へ、約300万ドル以上のマイクロローンを提供することに成功しています。
EthicHubはこのような実績を踏まえ、さらなる拡大を目指しており、今回の発表もその一環となっています。公式ブログによれば両社は近日、さらなる発表を控えていることも明らかにしています。