Elastosの分散型IDソリューション、Celoチェーン上で利用可能に
すべての DAppsをスマートWeb上で実行し、マルウェアなどからユーザーの情報保護を可能にするオープンソースWeb3インフラストラクチャのElastosが、カーボンネガティブなCeloチェーン上に、分散型IDソリューションを提供することを発表しました。
これによりCeloネットワーク上のプロジェクトにW3C準拠の分散型識別子(DID)ソリューションや、分散型ストレージ、スコアリングなどを提供し、ElastosのEssentials Super-Walletを通じて利用可能になる予定です。
すでにEssentialsでは、CELOおよびMentoのステーブルコインや、NFTを保存・転送・管理できるようになったほか、アプリブラウザから直接Celo上のdAppsにアクセスし、利用できるアップグレードを実施していました。
Celoユーザーは、KYCや検証可能な資格情報およびパーソナライズされた連絡先リストなど個人情報を企業に委ねず、自身でコントロールできる自己主権型DIDを自動的に作成・管理でき、無料の分散型クラウドストレージにもアクセス可能になります。
また今後は個人向けオーダーメイドDeFiソリューションやDAOガバナンスツールの強化だけでなく、コンプライアンスを遵守した透明性のある循環経済モデル、カーボンオフセットなどの気候変動対策に参加したユーザーに報酬を与える予定です。