海運業界専門のカーボンクレジット取引プラットフォーム設立へ
海運業界大手プロバイダーKPI OceanConnectと、世界4大会計事務所の1つDeloitte、決済サービスプロバイダーZTLmentの3社は、海洋エネルギー取引にブロックチェーン技術を取り込むべく提携したことを発表しました
3社は共同で、海運業界におけるカーボンクレジット取引デジタルプラットフォームの設立を目指し、8月に開催されるインターナショナルブロックチェーンスクールハッカソンに向け、透明で持続可能な取引の開発を行っていきます。
ブロックチェーン技術により、ZTLmentはカーボンクレジットの支払いと文書化を行い、ステークホルダーが完全なトレーサビリティを持つ単一のインフラ上で、接続することができます。
またスマートコントラクトで、資金の流れや燃料、購入されたカーボンクレジット間を直接リンクさせることで、KPI OceanConnectの顧客は通常の銀行振込を行うとブロックチェーンにアップロードされ、サプライヤーに自動的に分配されます。
なお燃料の買い手がブロックチェーンのアドレスを持っていない場合、既存の海洋エネルギー取引プラットフォームAuctionConnectから、すべてのブロックチェーン取引が記載された証明書がダウンロード可能となります。
ハッカソンが上手くいけば、システムをAuctionConnectに統合させ、秋にも本番稼動する予定であると明かしています。