CO2Networkが調理用ストーブプロジェクトと提携し、カーボンオフセット推進へ

CO2Networkが調理用ストーブプロジェクトと提携し、カーボンオフセット推進へ

ブロックチェーンを活用したIDベースのP2Pカーボンクレジット取引アプリを開発するCO2Networkが、アフリカの調理用ストーブプロジェクト開発企業Simoshiと提携したことを発表しました。

開発中のCO2Networkアプリはネットゼロ達成に向け、個人が日常生活で排出する二酸化炭素の量を計算し、カーボンオフセットをおこない、提携先のプロジェクトに集まった資金を提供できる仕組みとなっています。

そのため今回の提携ではCO2Networkアプリのローンチに先立ち、共同プロモーションを実施することで、カーボンオフセットとSimoshiのようなプロジェクト支援の促進を目指していきます。

Simoshiは、ウガンダの全寮制の学校およびデイスクールに改良型調理用ストーブを提供し、より清潔で健康的な環境をもたらすことで、低所得者層の女性と子供達の生活改善に取り組んでいるプロジェクトです。

改良型調理用ストーブは、従来より使用する薪の量も少なく、効率的かつ二酸化炭素量の削減を可能にしています。そのため学校では薪に費やしていた費用を節約でき、子供たちが有害な煙にさらされることを避け、健康保護につながります。

すでにSimoshiは、調理用コンロを10年間毎年無料でメンテナンスし、スタッフトレーニングと、環境や気候変動に対する子どもたちの意識を高める教育キャンペーンを行っており、CO2Networkを通じたカーボンオフセットによる資金調達で、さらなる発展が期待されています。