韓国政府認定の低炭素牛肉発売を記念し、カーボンオフセットNFTをローンチ
バイオビッグデータを通じて牛肉の炭素排出量を監視するソリューション企業Melliensは、韓国における政府認定低炭素牛肉プログラムのスタートを記念し、全羅北道高敞市の牧場で生産されたカーボンオフセットNFTを発売しました。
Carbon Cowboysと名付けられた同NFTは、畜産農家が温室効果ガス排出量を削減すると、副収入を得ることができるMelliensのプロジェクト「Cow Carbon」のもと、手始めに3000個が発行されています。
支援者はCow Carbonプロジェクトに投資すると、貢献の証として1トン分のカーボンオフセットを実施したことを意味する同NFTを獲得できます。
またカーボンオフセット償却後も、会員権のように取引することでNFTの価値を維持していくと伝えています。
2021年に設立されたMelliensが提供するデータ主導型畜産カーボンモニタリングおよびオフセットシェアリングプラットフォームは、牛肉生産者が現在の業界標準よりも炭素集約度の低い農法を採用し、カーボン・オフセットの創出・販売を可能にすることを目的としています。
農家は削減すべき温室効果ガス排出量を設定すると、Melliensは飼料の品質向上・糞尿廃棄量の削減・牛群管理の改善といった技術支援を提供し、目標が達成されればクレジットを受け取り、独自マーケットで販売できる仕組みとなっています。