Teddy DAO、NFT収益の一部を慈善団体に寄付するプログラムを発表
慈善団体への寄付を目的としたプロジェクトTeddy DAOは、独自NFTが二次流通市場で取引される際、5%を徴収し社会に還元することを目的とした新たなロイヤリティプログラムを発表しました。
ロイヤリティはプロジェクトのtreasuryウォレットにプールされ、さまざまな慈善活動を支援する寄付金として使用し、DAOメンバーは資金の分配について四半期ごとに投票する内容になっています。
このアプローチにより、しばしば批判されるNFTの構造を再定義し、社会的利益に活用できることを示すとともに、慈善活動の一環として二酸化炭素排出量の少ないPolkadotチェーンを採用することで、環境保護にも取り組むとしています。
Teddy DAOはこれまでに、児童福祉や反人身売買活動、がん研究などを中心とした慈善活動を支援するため、約14000ドルの寄付を集めることに成功しているほか、恵まれない子供たちに190個のテディベアを配る予定であることを明らかにしています。
また2022年のハーバード・ビジネスレビューの世論調査によれば、5万人以上のうち70%近くがWeb3を知らず、テクノロジーがまだ多くの寄付者に浸透していないのが現実となっています。
そのためTeddy DAOは資金調達プラットフォーム最大手JustGivingとも提携することで、45万以上の慈善団体へアプローチし、より多くの寄付者にWeb3を普及させ、慈善活動の活発化を目指しています。