カーボンソフトウェアMVGX Techが、レジストリネットワーク強化にブロックチェーン活用へ
企業や政府、機関の脱炭素化をサポートするSaaS企業MVGX Techは、取引所向けテクノロジーの開発・提供をおこなっているExberryと、炭素取引における戦略的インフラパートナーシップを締結したことを発表しました。
両社はクラウドネイティブとブロックチェーンベースの技術を活用し、効率的で規制された炭素市場を実現すべく、共有レジストリによって接続された基盤インフラの開発に取り組みます。
この共同開発では、測定・報告・検証(MRV)や脱炭素化格付け、カーボンクレジット開発・レジストリおよび取引インフラに焦点を当てたMVGX Techのカーボンコネクト・プロダクトを活用します。
ブロックチェーン技術を搭載したMVGX Techのプロダクトは、インフラで構築された各取引所やレジストリ登録されたクレジットに関連するすべての取引と、グリーン・プロジェクトへ監査が容易で透明性の高い、改ざん防止された記録を提供することができます。
また取引アーキテクチャは、Exberryのクラウドに依存されない取引プラットフォームによって支えられており、1秒間に200万件を超える大量のデータをリアルタイムで処理できるよう最適化されています。
両社の技術開発により、アーリーアダプターが安心して炭素市場に参入できるよう、アクセシビリティの向上、相互運用性、国際基準に沿ったコンプライアンスの保証の提供を実現します。