国連開発計画(UNDP)が、アルゴランド財団と職員向けブロックチェーン・アカデミー設立へ

国連開発計画(UNDP)が、アルゴランド財団と職員向けブロックチェーン・アカデミー設立へ

各国のSDGs達成をサポートする主要機関である国連開発計画(UNDP)は、安全かつ信頼性の高いレイヤー1ブロックチェーンエコシステムの開発を進めるAlgorand(アルゴランド)財団とのパートナーシップを発表しました。

この提携では22000人を超えるUNDPおよび国連職員が利用可能な、持続可能な開発における、ブロックチェーン技術の実践的な応用に焦点を当てたアルゴランド・ブロックチェーン・アカデミーを設立します。

同アカデミーのβ版は2024年第1四半期中にスタートし、録画された講義や対話型ワークショップ、実践的な課題で構成されたカリキュラムを通じて170以上の国と地域にいる職員のWeb3知識を強化するとしています。

プログラムの重点分野として現実世界資産のトークン化、デジタルIDのほかに社会から疎外されたコミュニティ向けブロックチェーン金融サービスや、児童労働を防止し持続可能な調達を促進するサプライチェーンの強化が挙げられています。

このイニシアチブは、アルゴランド財団主催のインド・ニューデリーで開催されたサミット「Algorand Impact Summit」にて発表され、アルゴランドエコシステムのプロジェクトHesabPay・WholechainKoibanxQuantum Templeも参加することが決定しています。