誰でもカーボンファイナンスへのアクセスを可能に|クライメートテックURECA

誰でもカーボンファイナンスへのアクセスを可能に|クライメートテックURECA

2022年に設立されたシンガポールを拠点とするURECAは、ブロックチェーン技術を活用し、再生可能エネルギーおよび森林再生プロジェクトからの検証済みカーボンクレジットマーケットを展開する気候フィンテック企業です。

Algorand(ALGO)チェーンを採用し、安全でスケーラブルなインフラを提供することで、カーボンファイナンスへのアクセス民主化を実現し、誰でもカーボンオフセットや、気候変動対策プロジェクトへの投資を可能にします。

またdMRV(デジタル・測定・報告・検証)サービスのほか、イベント業界の脱炭素化を目指し、企業などのMICE(ミーティング・インセンティブ・会議・展示会)向けカーボンオフセット・プラットフォーム「MICEcarbon」を立ち上げています。

これに合わせアルゴランド財団と共同で、インド・ニューデリーで開催したサミットAlgorand Impact Summitの参加者向けに、移動の際に発生した二酸化炭素を相殺することを奨励しています。

同サミットでURECAは、モンゴルにおける自主的炭素市場確立に向け、ブロックチェーンベースの国家炭素レジストリ構築支援を目的とした覚書(MoU)をモンゴル政府と締結しています。

今後はシンガポール政府とモンゴル政府を結び付け、一般家庭が従来の燃料から太陽エネルギーに切り替えるプロジェクトへの融資を目的としたプロジェクト「Coal to Solar」にも尽力する計画があることも明らかにしています。