Seiチェーン、カーボンニュートラル化目指し再生可能エネルギー利用へ
デジタル資産取引の最速レイヤー1ブロックチェーンSei(セイ)を運営・開発するSei LabsとSei財団は、ブロックチェーン技術における環境への影響を軽減させるべく、チェーンのカーボンニュートラル化に取り組むことを明らかにしました。
具体的には従来のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して、消費エネルギーが99.9%少ないPoS(プルーフ・オブ・ステーク)コンセンサスメカニズムを採用することで、エネルギーを大量消費するマイニング施設を持たずとも効率的なチェーンの稼働を実現します。
またクライメートアセットの分散型市場であるJasmine Energyと提携し、トークン化された再生可能エネルギー証書を活用します。これによりSeiチェーンが再生可能エネルギーから供給されていることを保証し、環境保護に貢献することができます。
さらにSei財団によって、再生可能エネルギークレジット(REC)の購入および償却に対して助成金を発行することを約束し、Seiチェーンで使用されるエネルギー1MWhごとにJasmine Energyプラットフォーム上で1MWh分のRECを購入・償却すると伝えています。
トークン化されたRECは、気候変動問題に取り組むNPO団体CRSが提供する再生可能エネルギー認証基準Green e-Certifiedとなっており、エネルギー生成から消費までの透明性と追跡可能な履歴を提供することが可能になっています。