ポリゴンラボが環境への影響を可視化できるサステナビリティダッシュボードを発表
ポリゴンラボが、暗号資産プロジェクトの持続可能性に関するデータ提供や格付けなどを行う機関Crypto Carbon Ratings Institute(CCRI)と共同で、Polygonチェーンインフラの気候および環境への影響を包括的に可視化できるサステナビリティダッシュボードを立ち上げたことを発表しました。
Polygonネットワークの電力消費量や炭素排出量などの主要指標に加え、今後予定されている新たな暗号資産市場規制(MiCA)規制のガイドラインに沿った持続可能性指標を表示でき、Polygon zkEVMにも対応すると伝えています。
そのためユーザーのレイヤー1および2の活動に対する気候への影響を示す統計や、ウォレットアドレス入力による保有・取引データを自動収集し、二酸化炭素排出量を日々計算することも可能になります。
炭素会計基準となるGHGプロトコルにおいて、ダッシュボードでは位置ベースを採用し、国際エネルギー機関(IEA)の炭素排出係数を使用することで、供給される電力に関連する排出量を報告していきます。
また購入電力に関連する排出量の報告が必要な市場ベースも同時に採用し、バリデーターが再生可能エネルギーに移行するのを支援する計画も策定中であると明らかにしています。