Celo財団、RECトークンによるオフセット促進に向けArkreenと提携
Celo財団がReFiとDePIN(分散型物理的インフラネットワーク)を活用し、包括的な気候変動対策のグローバルネットワーク確立を目指すArkreenと、トークン化されたREC(再エネ電力証書)を介したオンチェーン・オフセットの促進に共同で取り組むことを発表しました。
ArkreenのARECプロトコルでは1300件以上のオンチェーンによるREC取引が行われているほか、Celoチェーン上ではすでに6100件のREC資産が発行されており、ビットコインのブロック23000個を超えるカーボンオフセットに成功しています。
今回のCeloフォーラムによると手数料の一部をCeloカーボンオフセット基金に送り、オンチェーンおよびオフチェーンのカーボンオフセットの自動購入を可能とするUltragreen Moneyイニシアチブにおいて、資金の60%をArkreenとToucan Protocolに分配します。
ToucanからTCO2トークンを、ArkreenからRECを購入することで、Celoがグリーンなブロックチェーンであることを保証し、エコシステム内のReFiおよびESG関連プロジェクトにより多くの脱炭素化および投資要件を満たす機会を提供します。
また今後の予定としてRECのブリッジを強化しARECの流動性向上、データベースとオンチェーントークナイゼーションにおけるイノベーションと標準化の推進、デジタル化されたインフラを開発し、DePIN方式での持続可能なビットコインエコシステム育成を目指すとしています。