森林再生プロジェクトがリブランディング|ロンドンカーボン取引所を買収へ

森林再生プロジェクトがリブランディング|ロンドンカーボン取引所を買収へ

マングローブを含む荒廃した土地や海洋生態系の森林を再生し、検証済みカーボンクレジットの売買を行うKlimat Xが、新社名「Carbon Done Right」にリブランディングしたことを明らかにしました

これに合わせ、暗号資産セクターの投資会社Supernova Digital Assetsからブロックチェーン技術を活用したカーボン取引プラットフォームであるロンドンカーボンエクスチェンジ(LCE)を買収する意向であることを発表しています。

同プラットフォームの主な機能として、Carbon Done Rightの顧客が取得したクレジットの透明性とトレーサビリティをブロックチェーンによって確保するほか、スマートコントラクトを活用し、需要と供給のマッチングを自動化させた分散型マーケットプレイスの確立を目指します。

また償却されていない購入済みクレジットのトークン化と、発行予定クレジットの償却前取引メカニズムを導入し、炭素市場の流動性と価格発見を強化することで顧客は償却前クレジットトークンを流通市場で取引することが可能になります。

コペンハーゲン大学との提携により開発されたAIと機械駆動のTree Counterテクノロジーを用いて、植樹時から成長とパフォーマンスをリアルタイムで追跡できる炭素定量化システム(CQS)も導入し、取引にかつてない透明性を提供しようと尽力しています。