世の中には数え切れないほどの仮想通貨の種類がありますが
ざっくり言うと1000種類以上…
しかも毎日、世界中で新しい通貨が生まれていますから、その中から有望なコインを選ぼうとしてもそれは至難の技です。
「よし、仮想通貨投資を始めてみよう」と思っても有名なコインや知人などが所有してるからいいかな、という選び方をしてしまう人が多いようです。
こちらでは、仮想通貨の種類の違いについてご紹介していきます。
仮想通貨の違いがわかれば自分で自信を持って通貨を選ぶことができるようになりますよ!
3種類の仮想通貨
あれ?さっき”仮装通貨は1000種類以上ある”って言ってなかったっけ…
そうなんです。仮想通貨の種類でいうと1000種類以上ありますが、これをタイプ別に分けると3種類に絞り込むことができます。
発行される仮想通貨の使用目的別に3つの違いがあると言った方がわかりやすいかもしれません。
それでは、仮想通貨の3つの種類をタイプ別に1つ1つ見ていきましょう。
仮想通貨の種類1 コイン系
まずは仮想通貨を”通貨”としてのみ使用するタイプです。
仮想通貨というからには全部”通貨”なんじゃないの?
そう思われるのも当然ですが、ここでいう”コイン系”は円やドルなどと同じように通貨として使用することが目的です。
どんな名称の仮想通貨があるかというと、有名どころでは以下のものがあげられます。
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
nem(ネム)
ここでは本当に代表的なものだけをあげました。 仮想通貨はビットコインと思っている方も多いと思いますが、実は沢山あるんですね。
それでは、他の種類のコインも見ていきましょう。
仮想通貨の種類2 プラットホーム系
「基盤」や「土台」などの意味を表す「プラットホーム」という言葉ですが、ここでは主に情報やサービスなどを展開していく上で「基盤となる環境」という意味で使用します。
例えば、新しいレストランに行った時や、旅行先でインスタグラムを使って写真を投稿します。この場合インスタグラムという”プラットホーム”を使ってSNS上で情報を発信したわけですが、この情報をもとにそのレストランに行ってみようと思う人がいたり、コメントを上げたりなど様々な交流が行われます。
facebookやtwitterもSNSの”プラットホーム”ですね。
では、仮装通貨で言うプラットホーム系のとは一体どういうものなのでしょうか?
仮想通貨でのプラットホームとは「アプリを開発する場所」と「その場所で使える機能」の事を言います。
ここでは、プラットホーム系の仮装通貨の中でも代表的なイーサイアム(ETH)を使って説明します。
イーサリアムが採用している「スマートコントラクト」という機能はブロックチェーンに紐づけて使用されています。通貨の取引と共に「取引条件」「取引契約内容」などのデータを分散管理できるシステムです。
「スマートコントラクト」を利用すると一度インターネット上にアップしたデータは2度と改ざんすることができません。そしてそのデータは半永久的にシステム上に保存されます。
他にも「コンテンツ課金機能」を持ったものなどがありますが、プラットホーム系の仮想通貨とは、単なる通貨としての使用に加えてアプリを開発したり、そのサービスが使えるといった様々な機能を持った仮想通貨です。
どんなものがあるかというと…
NEO(ネオ)
Lisk(リスク)
もちろん、他にも沢山のプラットホーム型の仮想通貨があります。
次の種類のコインは、特徴が様々ですが身近に感じられるサービスも沢山あります。
仮想通貨の種類3 独自発行系
仮想通貨のネットワークを使って企業などの独自の仮想通貨が発行されていてそれぞれに異なったサービスが提供されています。
例えばリップル(XRP)は海外送金がリアルタイムで完結する仮想通貨です。その他にも、オンラインカジノで使えるものや、オンラインストレージサービスを提供しているもの、金融機関を利用しなくても誰でも利用できる決済サービスなどがあります。
独自発行系の仮想通貨のよく聞くものをあげてみました。
OmiseGo(オミセゴー)
ADA(エイダコイン)
独自発行系の仮想通貨は、持つ特徴がそれぞれのサービスになっているので投資目的はもちろん、コインを所有してそのサービスを使うという方法もあるのかもしれませんね。
まとめ
一口に仮想通貨といっても1,000種類以上もあること、その1,000種類が3つのタイプに分類できることがわかりました。 仮想通貨の投資を行う上で今後どのタイプの仮想通貨を保有すべきか、より一層理解が深まります。