【初心者向け】仮想通貨における「買い板」と「売り板」ってなに?
仮想通貨での投資を行ってみると、様々な用語が飛び交ってきます。
今回は、その中でも取引にあたって知っておきたい
「買い板」と「売り板」
この2つについて解説を行なって行きます。
板とは?
投資の世界において「買い気配」「売り気配」と言われる言葉があり、
いくらなら売れそうか、あるいは買えそうか見当をつけることができます。
その価格を表示しているが、「板」となります。
つまり、投資における「板」とは、価格ごとの買い注文と売り注文の一覧表ですので、
多くの人が「板」を見てから注文を出すことが多く必須の情報といえるでしょう。
仮想通貨における『板』とは?
仮想通貨の取引所では、取引所から仮想通貨を購入する以外にも、ユーザー同士で取引を行うことが可能になっています。
このユーザー同士の取引を行う際に、仮想通貨を買いたい人と、売りたい人の条件が一致すれば取引を成立させることができます。
ですので、自分の「売りたい価格」「買いたい価格」が表示されていなければ
売ることや、買うことは出来ないことになります。
このように、売りたい時、買いたい時に、取引所に表示されている
「売/買」「レート(価格)」「注文量」の3つから構成されている物を「板」と言います。
板は取引が頻繁に行われるほど、更新もされるので、
最初はそのスピードに少し焦りを感じるかもしれません。
『買い板』の使用例
・「取引所の買い板が厚いため、仮想通貨を売却することができる。」
・「買い板が少ないため、仮想通貨を売却するのは難しい。」
『売り板』の使用例
・「取引所の売り板が厚いため、仮想通貨を購入することができる。」
・「売り板が少ないため、仮想通貨を購入するのは難しい。」
「買い板」と「売り板」があることによって
自分でいくらで売りたい、いくらで買いたいを指定できるようになります。
実際の使い方はどうするの?
では実際の使い方を見て行きましょう!
とある1日の「板」を表示させました。
もしあなたが「買い」を入れたい時には
「売り板」の箇所を見てください。
仮にこの表で行くと「売り 438998 0.067」と表示されています。
これは「チャートが438998だと0.067分売れます」と行った感じです。
したがって、この価格に数量0.1を買い注文しても、約定するのは0.067だけで
次に同じ値段で売りに出されるまで、残り0.033は保留状態になります。
いくらでもよいから今すぐ欲しいという方は、
売り板を見て、一番安いのはいくらかをみて、その値段で買うと良いです。
専門用語で、「成行き」と呼ばれる買い方です。
成行注文を出すと、現在の相場売りに出された一番安い(高い)価格での約定となります。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとむずかしくて分からない方も、
相場というものは「売りたい人」と「買いたい人」がいて
売買が成り立ってるというのを頭にいれておくとよいと思います。
また、数字の桁が多い場合は、一瞬で価格と量を計算するのは少し難しいかもしれないので、
「現在の売買価格はだいたいこのくらい」とあらかじめ調べておくと、注文の際に桁数を間違えるといったような大きな失敗を避けることができるのでオススメですよ!