旅行予約サイト『ビットコイン トラベル』が決済可能な仮想通貨の数を7つに拡大
Bitcoin(ビットコイン)を決済通貨として旅行の予約を行う事ができる「Bitcoin.travel(ビットコイン トラベル)」が、決済可能通貨の数を拡大し、合計7つの通貨に対応したことを発表しました。
もともとはBitcoin(ビットコイン/BTC)だけが支払い可能でしたが、新たに下記6つの通貨による決済が可能となり、合計7種類の通貨を使用して予約できるようになりました。
Bitcoin.travelでは、日本語を含めた何十もの言語に対応しており、Booking.comのようにユーザーが希望する行先や日程、ホテルなどを検索し、最適な情報を見つけ出すことが可能です。
もちろん法定通貨を使用して支払いを行う事もできますが、支払いの際にお気に入りの仮想通貨で支払うことも可能となっています。
なお、ユーザーの支払いは決済後、即座に行われますが、ホストへの支払いはユーザーがチェックインを行った24時間後に転送される仕組みとなっているため、ホストによる持ち逃げといったリスクも心配する必要はありません。
また、ホスト側も、ユーザーのチェックインの翌日には支払い金額(通貨)の引き出し要求をすることができ、かつ、その引き出しも仮想通貨で引き出すことができるので安心です。
2017年頃からビットコインや仮想通貨という言葉が一気に世間に広まり、多くの人の耳に入るようにはなりましたが、「仮想通貨=ギャンブルや投機対象の媒体」という認識の方が非常に多いと考えられ、実際に仮想通貨を使用した決済ができるサービスがあること自体、まだあまり普及していないようです。
そんな中、このようなサービスが増えていくということは、仮想通貨業界全体が盛り上がっていくことにも繋がります。
日本での決済整備はまだ発展途上な状態ですが、世界に視野を広げてみるとAirbnbが仮想通貨決済を採用するなど活発な動きが見られます。