Binance(バイナンス)がシンガポールでも取引所を開設
世界最大級の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は4月4日、今月にもシンガポールでも開業することが公式ツイッターで発表しました。
"#Binance Singapore will come online in April. It will be our next Fiat to Crypto exchange servicing $SGD " – @cz_binance #deconomy2019 #Binance
— Binance (@binance) April 4, 2019
Binance(バイナンス)は先日も、4度目となるバイナンスローンチパッドでのIEOの発表で話題になったばかりで、その勢いはとどまることがありません。
すでに2018年9月のイベント時に、CEOであるCZ氏は
Binanceがほぼすべての大陸でフィアットからクリプトへの交換を開始することを計画している
と述べており、今回のシンガポールでの開業もその計画の一部であることがわかります。
シンガポールといえば、めまぐるしいアジアの発展の第一人者で、世界トップクラスの金融街に成長しており、世界的な投資家も居住しています。
シンガポールにバイナンスが上陸することで、ユーザーサポートなどが手厚くなることが予想されることから、投資家の注目を浴びることは間違いありません。
バイナンスは昨年から、急速に事業をグローバルに拡大しており、今年1月にも英国のジャージー島で開業をしています。
また、CZ氏は2018年の9月の時点で「一年後には大陸ごとに、5から10の取引所を開始することを望んている」と発言しており、バイナンスの急成長に対しても「適切な時期に適切なものが確立されている限り、幸運が同社の成功に何らかの役割を果たした」と述べ、さらなる企業の発展を見据えています。
さらにバイナンスは、分散型取引所であるバイナンスDEXに関しても、今月にメインネットのローンチを予定していることを公式ツイッターにて公開しています。
テスト公開されてから2ヶ月後でのメインネットが公開される計画で、スピードで展開しています。
"@Binance_DEX anticipated mainnet launch will happen this month" – @cz_binance #deconomy2019 #Binance
— Binance (@binance) April 4, 2019
仮想通貨は2018年には「長い冬に入った」と表現されていましたが、最近の取引量の増加と市場の盛り返しは、バイナンスの影響も大きいと考えられます。