バイナンス取引所が約45億円のハッキング被害|ユーザーへの影響は無し

バイナンス取引所が約45億円のハッキング被害|ユーザーへの影響は無し

Binance(バイナンス)は5月7日、ハッカーによって7,000BTC(時価総額 約45億円)が盗まれたことを発表しました。

今回のハッカーによる攻撃は、バイナンスが保有するBTCの2%を含むホットウォレットに対してのみ行われ、その他のウォレットについては無事であることを明らかにしています。

また、今回の被害を受け、バイナンスは大規模なセキュリティレビューを実施しており、終了までには一週間程度かかると推定され、この間の入出金を停止されます。

なお、被害についてはSAFU基金によって保障されるため、ユーザーには直接の影響は無いとしています。

SAFU基金
バイナンスが設立したユーザーのための緊急の保険基金のことで、すべての取引手数料の10%がこの基金に割り当てられています。

また、バイナンスCEOのCZ氏はこの件について、以下のように発言しています。

「この困難な時期にあっても、私たちは透明性を維持するために努力しており、あなたの支援に感謝するでしょう」

 

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