ビットコイン キャッシュのハードフォークでトラブル、取引所からバグの報告
5月15日、ビットコインキャッシュからビットコインSVへのハードフォークが予定通り58万2680ブロックから行われましたが、ハードフォーク直後にバグがあったと仮想通貨取引所Bitmexが指摘をしました。
その内容は、1ブロックあたりの取引数が低いことと、9つほどのブロックはゼロになっていること、また、1622の未確認トランザクションが確認されたこと、としています。
またビットコインSVは昨年11月、ハードフォークした際に2つのブロック再編成(reorganization)が確認されていました。
これは1つのブロックを同時に解いている2人のマイナーが同時にブロックを発見することで、ネットワークに一時的な分岐を生み出す事態となってしまう現象で、これについてもビットメックスは「ブロックサイズが大きすぎることが要因にあるのではないか?」との指摘をしていました。
今回のハードフォークではビットコインでは実装されていない”シュノア署名”を導入することで、スケーラビリティとセキュリティが向上することを目的としていますが、
今回のバグの発生を受けてビットコインSV開発チームは、バグを直す修正プログラムを緊急リリースすることになっています。
なお、ビットコインSVはナカモトサトシのオリジナルコインだと主張していますが、現在もその真相は謎のままです。