米国の最大手携帯会社、仮想通貨での支払い対応を開始

米国の最大手携帯会社、仮想通貨での支払い対応を開始

5月23日、アメリカの携帯電話会社最大手のAT&Tは、仮想通貨での支払い受け入れを公式サイトで発表しました。

AT&Tといえば、アメリカ合衆国における最大の電話会社で、主な事業内容を「無線」「電話」「インターネット」「テレビ」とする大企業です。また、AT&Tコミュニケーションズはワーナーメディアを傘下に持つ企業でもあります。

AT&Tでは、その支払い方法としてBitPayを選択して、仮想通貨での決済を受け入れます。もちろん、決済方法については、ユーザーが選択できる形式をとっています。

BitPayとは、BTC(ビットコイン)やBCH(ビットコインキャッシュ)などに対応する仮想通貨ウォレットで、PCはもちろん、iPhoneおよびAndroidスマートフォンでもアプリでも利用可能です。

Customers will be able to select BitPay as a payment option when they log on to their accounts online or with the myAT&T app.

お客様は、オンラインまたはAT&Tアプリでアカウントにログイオンする際に、お支払い方法としてBitPayを選択することができます。

引用元:AT&T公式

AT&Tが仮想通貨決済を受け入れるという事実は、日本国内でいえば、国内最大手のNTTDoCoMoの携帯料金支払いに仮想通貨決済が利用できるほどのインパクトを持っています。

日常的に利用する携帯電話の支払い方法に仮想通貨が利用できる事実は、これまで投機・投資目的が主流であった仮想通貨にとって、利用シーン拡大の大きな一歩です。

世界各国で、現代の生活インフラの一つである携帯電話料金決済に仮想通貨決済が加わる場合、仮想通貨自体の価値がこれまで以上に上昇すると共に、不変のコイン価値を持つ可能性も見えてきます。

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