ビットコイン、年末までに25000ドルに達すると有名仮想通貨アナリストが予想
仮想通貨アナリストであるオリバー・アイザック氏が、今年の12月までに25000ドルに達するだろうという予測を、6月5日にインディペンド紙にて語りました。
また、同氏はここ最近のビットコインの値上がり理由として、
「地政学的な理由、技術的な理由、そして規制面での理由がある」と語った上で、「米国と中国の貿易戦争の最終的な影響が、ヘッジ手段としてのビットコイン投資への需要急騰につながった」
とも述べています。
先月10日にはトランプ大統領が対中国に対する関税を10%から25%に引き上げる発表をし、それの報復として中国も関税を引き上げるとしている状況があります。このように今後ますますそのリスクヘッジとしての仮想通貨の需要は伸びていくと考えられます。
またオリバー・アイザック氏は現在のビットコインの値上がり状況について、ビットコインなどの仮想通貨を米大手小売り店が支払いに使えるようにしていることも需要を高めている理由の一つであると言います。
米大手小売店の仮想通貨利用の一例をあげると、米インターネット通販最大手の「アマゾン」では、直接的に仮想通貨を導入しているわけではないものの、
仮想通貨決算会社のシステムを通じてビットコインでの支払いが可能となっており、また米大手飲食チェーンの「スターバックス」でも、店頭にてFoldappを使用しビットコインで支払うことができます。
さらにアメリカでは現在、小売業界だけではなくさまざまな業界が仮想通貨を取り入れようとしています。具体的には、先月23日に米大手通信会社であるAT&Tが、支払いに仮想通貨を利用できるようにすると発表したり、
ナイトクラブや数多くのバーをまとめている「アメリカンナイトライフ協会」が、仮想通貨決済システムを提供しているPaytomatと連携し、支払いに仮想通貨を利用できるようにしたという状況があります。