バイナンスDEXが新たにRUNEをリストアップ|2週間以内に上場予定
4月にバイナンス(Binance)がローンチした分散型取引所「バイナンスDEX」に新たにルーントークン(RUNE)が取り扱い可能銘柄としてリストアップされました。
これは7月5日に、開発元となる「THORChain」の公式Twitter及び公式Mediumで発表されました。
THORChain's proposal to list $RUNE on @Binance_DEX has received unanimous votes from the Binance Chain validators. $RUNE will be listed on the DEX in the next two weeks.https://t.co/LuOxkEATX2 pic.twitter.com/Iy06X6uSqU
— THORChain (@THORChain) July 6, 2019
RUNEは6月にもバイナンスチェーン上にBEP2トークンとして流通する旨が、公式Medium上で発表されていました。
RUNEについては情報がまだ少なく、大きな注目を集めているとは言い難いのが現状です。
公式の情報では、他のブロックチェーンとの「ブリッジ」を果たすことを目的として開発がなされたようです。
一方、分散型取引所「バイナンスDEX」は、ローンチされて約3か月が経とうとしていますが、複数の国からのアクセスを制限する旨の発表もあり、日本も対象国に含まれているため、日本からの利用はできない状況となっています。
DEXに関する規制については、いまだに多くの国で明確な指針が定まっていません。
昨年に米証券取引委員会(SEC)へ登録せずに米国内で取引所を運営した疑いでDEXの開発者が罰金を課せられたといった内容が報道されましたが、こうした事態に対する懸念から、金融規制の厳しい国を対象として、アクセス制限という措置が講じられている可能性は高いでしょう。
一方、バイナンスDEXの基軸通貨として、新たに「USDS」「USDSB」といったステーブルコインを新たに追加するなどの動きもあり、多くのメディアから注目を集めています。
また、DEX自体も新たな取引所の形態としても注目を集めているので、多くの投資家が注目しています。