ケンタッキーが中東でブロックチェーン試験を開始

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ケンタッキーが中東でブロックチェーン試験を開始

中東地域のビジネスニュースを取り扱うAMEインフォは4月29日、世界的なファストフードチェーン店であるケンタッキー フライド チキン(KFC)が、中東地域でデジタル広告の最適化とサプライチェーンの透明性向上のために、ブロックチェーンベースのプラットフォームを実装した先行試験プログラムを開始したことを発表しました。

KFCがブロックチェーン先行試験プログラムを開始するのは、中東地域が最初となります。

タイムリーで関連性の高いメッセージを配信

今回、KFCがブロックチェーンを導入する目的は、デジタル広告のサプライチェーンの信頼を生み出すための、透明性の高く効率が良いデジタル広告を実現するためとしています。

広告はブランドの認知と浸透を高めるために行れますが、単純に露出を増やせば認知や浸透が向上するとは限りません。露出が多すぎることでコミュニケーションの過剰を招きます。

そのため、リアルタイムでデータを収集・分析し、タイムリーで関連性の高いメッセージを配信することによって、過剰なコミュニケーションを防ぎ、広告を掲載する場所の最大化、および、広告収入が最適化の期待されています。

このとき、同時にブロックチェーン技術を用いることで、広告の配信情報や配置状況をリアルタイムに表示・共有・更新することが可能となり、デジタル広告サプライチェーンの透明性向上を図ることができます。

「ブロックチェーンは次なる革命であることが証明されている」

KFCなどを展開するアメリカのヤム・ブランズ(Yum!Brands,Inc.)のCMOであるオズゲ・ゾラリオグル氏は、

「過去10年間、世界の通信業界は急激な混乱を経験してきました。いくつかのグローバルな産業とプロセスを変革しているブロックチェーンは、既に次なる革命であることが証明されています」

とコメントしています。

また、ブランドと消費者との個々の関係構築を補助する市場調査機関ハーツアンドサイエンス(Hearts&Science)のマネージングディレクターであるファディマ・クタビ氏は、

「中東地域のKFCでブロックチェーンテクノロジーを発表できることに非常に興奮しています。テクノロジーの成熟と迅速で実用的な洞察の必要性が非常に重要になっている今、私たちは挑戦する絶好の機会だと考えています」

またブロックチェーン導入には、広告主や版元、消費者などのセキュリティとプライバシーへの対処も含まれています。

そのため、リアルタイムでのデータ収集と分析、そしてセキュリティとプライバシーへの対処を踏まえながら、多くの人の心に刺さるコミュニケーション戦略とキャンペーンを生み出すことができます。

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