韓国中央銀行がコロナ対策としてCBDC開発を加速
朝鮮日報によると、韓国中央銀行(BOK)は、デジタル通貨発行の進捗を加速させていることが分かりました。
BOKは先月、デジタル通貨発行のタイムテーブルを発表し、技術的な審査を2020年末までに開始することを発表しました。
その半年前にCBDC(中央銀行デジタル通貨)開発の必要性を否定していたBOKにとって、180度の方向転換でした。
そしてさらに、コロナウイルスの大流行を受けて非接触型、非対面型の決済ソリューションを推進しようとする政府の意向が反映され、CBDCは予定より早く実現しそうです。
技術的審査後の実証実験は2021年を予定していましたが、2020年末までに実施される可能性が出てきました。
しかしその裏に、中国をはじめとする他の国に先んじてCBDCを実用化させたいという思惑が透けて見えます。