フェイスブック・リブラが最終的に目指すステーブルコイン
水曜日に行われたグローバル・デジタル・ファイナンス・ヴァーチャル・サミットの中の講演で、リブラの政策責任者であるジュリアン・ルゴック氏は、
「我々は、マルチカレンシー・ステーブルコインを諦めていません。これは、リブラのDNAともいえる重要な点です。」
と述べました。
2019年にリブラ・プロジェクトが発表されたとき、最大30種類の法定通貨をバスケット方式でペックした、一つのマルチカレンシー・ステーブルコインを作るとしていました。
このことは各国の金融施策に大きな影響を及ぼす恐れが高く、多くの国や金融当局から次々に反対の声が上がり、リブラ・プロジェクトは見直しを余儀なくされ、今年になって改めて発表された計画では、単一の通貨にペックしたステーブルコインを複数リリースすると変更されました。
しかしその先には当初の計画の通り、マルチカレンシーステーブルコインの発行を目指しているようです。ルゴック氏は、
「リブラは銀行口座を持たない人々のためのボーダレスな決済手段になる」
と述べています。
スイスに拠点を置くリブラ協会は、各国の中央銀行と協議を重ねており、新たな規制やコンプライアンスについての枠組みを作成しています。
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