バイナンスCEO、DeFiバブルの警戒を呼び掛け
DeFi(分散型金融)サービスで提供されるトークンは、今年に入り人気が急上昇しており投資家の関心も高まっています。
DeFiサービスにロックされる資金も増加の一途を辿っており、新たなサービスも次々に展開されています。
そんな中、仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるCZ氏は、現在のDeFiトークンのブームに懐疑的な見方を示しており、9月1日のツイートで「DeFiバブル」を警告しています。
(Un)popular opinion: I see lots of bubbles in #DeFi now.
I believe the core concept of "staking coins to provide liquidity and earning a return" will stay. But these super high yield returns subsidized by new tokens won't.
Super high risk. Be cautious!
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) September 1, 2020
CZ氏は、現在の状況は戦略的な市場の流れに乗っているだけであるため、バブルはやがて崩壊し、今後も大きなリターンが得られるとは考えていないようです。
また、DeFiは超ハイリスクであるとし、すでに市場に参加している投資家に対しては、注意するよう促しています。
しかし、バイナンスはその一方で、最近ではラップト・ビットコイン(WBTC)の取り扱いを始めるなど、DeFiトークンの上場を進めています。