CloudflareがENSと提携|IPFSに手軽にアクセス出来るサービスを提供
アメリカのコンピューターセキュリティ会社Cloudflareは1月13日、Ethereum Name Service(ENS)と提携したことを公式ブログで発表しました。
この提携により、ENSのドメイン名とHTTPに代わるP2PプロトコルであるInterplanetary File System(IPFS)にアクセスしやすくなります。
ユーザーは、『.ETH』名の末尾に『.link』拡張子を追加するだけで、特別なブラウザーやその他の拡張子を使用せずにIPFSのWebサイトにアクセスできるようになります。
今後はCloudflareがENSの運営するeth.linkのサービス提供を行っていくことになります。
今回の提携について、ENSのCOOであるBrantly Millegan氏は次のように述べています。
「これにより稼働時間とスケーラビリティが向上するだけでなく、サービスを介してアクセスされるすべてのサイトにHTTPSが適用されるようになります。」
CloudflareとENSの間の新しいパートナーシップは、分散型ソリューションの進歩に対するインターネット企業の関心が高まっていることを意味します。